【かぎ針編み講師認定講座】入門科 添削課題⑤

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はま
はま

かぎ針編みの知識をきちんと身につけたい。
技術の可視化のために資格がほしい。

そう思い立ち、かぎ針編み講師認定講座を受講しています。
受講を迷っている方の参考になれば幸いです。

かぎ針編みの資格?認定講座?なんじゃそりゃ?お金どのくらいかかるの?
という方は、概要や1〜4回目の内容についてこちらにまとめていますので、よければご覧ください。

添削課題(5回目)について

ベスト全体の写真

5回目の提出課題は1点です。
入門科最後の課題に相応しい、ベストを1着編み上げます。

襟や裾など形や、指定の素材が違うもの、3点の中から形を選びます。
私は裾に10cm程のスリットが入った、中細タイプのコットン糸で編む「スリットベスト」を選びました。
選んだ理由は、「スリットを編んでみたかったから」「指定糸がプレゼントでいただいたかぎ針で編める太さだから」です。

難しそうなものや今後作ってみたいものを編んで、製作中にメールやFAXで疑問点を質問したり、提出時に添削ノートに疑問点を書いたりすると、とても細やかにお返事を書いてくださるので、勉強になります。

提出と返却

「添削課題1点」「600円分の切手」「添削ノート」を角形2号封筒に入れ、今回は郵便局のクリックポストというサービスを利用してポストに投函しました。
クリックポストの送料は全国一律198円です。(2022年7月20日より185円)

【提出日】2022年6月26日
【返却日】2022年7月16日

今回は、ベストを1着編める量の糸がなく、購入が必要になりました。
近くのお店では、必要な太さ・量の糸をすぐに揃えることが難しかったので、楽天市場の『毛糸ピエロ』というお店で、さわやかコットン糸のコーン巻きを3巻購入しました。

1巻が100g(380m)あるので、途中で糸を繋ぐことが減り、どんどん編むことができました。

私は普段ベストを着ることがないので、もし解きたくなったら解いて、色んなものに編み変えることもできるなと思うと、色を選ぶのが楽しくてしょうがなかったです。

今回は3巻購入し、2巻半使用したところで完成しました。
残りの糸は、何か小物を編もうかなぁと大事にとってあります。

コットン糸のコーン巻の写真

テキストに、必要な糸の太さやグラム数の記載があるので、そちらを参考に購入することができます。

スリットベスト

これまでとは違って大物なので、DVDも細かくチャプターごとに分かれて解説があり、あまり迷うことなく編み進めることができました。

編む順番としては
ゲージ→後身頃→前身頃→裾の縁編み→肩を繋ぐ→脇を繋ぐ→襟の縁編み→袖ぐりの縁編み
となります。

ゲージ

編み地のアップの写真

サイズ通りに仕上げるために、まずは作品に使うものと同じ糸、同じかぎ針で、約15cm四方の編み地を編みます。
真ん中あたりの10cm四方の中に、横に何目あるか、縦に何段あるかを調べて、テキストのゲージ欄に記載があるものと比べます。
もし、指定よりも大きい場合や小さい場合は、かぎ針の太さを変えるなどして調整をします。

私の場合は、横はテキスト通りなのに、縦はテキストより1.3倍ほどありました。
長編みを編む際に緩くなりがちなので、かぎ針は変えずに長編みの足を短く編むよう意識することでゲージを合わせることができました。

後身頃、前身頃

後身頃、前身頃の写真

当たり前ですが、ここに一番時間がかかります。
ゲージを手元に置いて、編み方がゆるくなっていないかなど確認をしながら、編み進めます。

と、わかっていながら、私は後身頃を編む際に、あまり気にせずどんどん編み進めてしまい、後身頃がやっと編み上がった♪とサイズを測ってみると、横はサイズ通りなのに、縦が57cmになるはずのところ65cmもありました…
丈の長いベストもあるし…と、このまま突き進もうかしばらく悩みました。

講師の方にもメールで問い合わせてみました。
回答は、『丈の長いのが好きということで、丈が長いのは大丈夫だけど、袖ぐりはサイズ通りになっていますか?そこが心配です。』とのことでした。
もちろん、大丈夫ではなかったので、泣く泣く全部解きました。

大きなものを編むときは、きちんとゲージを手元に置いて、編み方がゆるくなってないかな?ゲージで編んだような力加減で編めてるかな?と時々確認をすることを強くおすすめします。

後身頃が無事にサイズ通りに編めたら、そのまま同じ力加減で前身頃も編みましょう。
サイズ通りに編めると、とても達成感があります♪

編み上がったとき、少々サイズが違うかもしれない…と思っても諦めないでください!
まち針を刺して、サイズ通りに整えてスチームをたくさんかけて仕上げましょう。
そうすることで、ピシッとサイズ通りになりやすいです。
我が家には大きなアイロン台がなかったので、座布団とタオルケットで代用しました。

それでもダメだった場合は、潔く編み直しましょう。

裾の縁編み

裾のアップ

後身頃と前身頃どちらにも、スリットと裾の部分を拾って、細編みで3段縁編みをします。
拾う段数もきちんとテキストに載っているので、迷わずに編めました。
縁編みをすると、なんか服っぽい…とワクワクしてきます。

肩と脇をつなぐ

脇のつなぎ目

肩と脇は、向かい合う同じ目同士を引き抜いて、間を鎖編みでとばす感じに編みます。
私は脇の綴じ方を間違えて、袖ぐりの拾い方と同じようにしていたので、少し拾いすぎていたようです。
講師の方がコメントに書いてくれていました。繋ぎ目はとても確認しにくい場所なのに、よく見てくださっているなぁと嬉しくなりました。

襟、袖ぐりの縁編み

襟と袖ぐりの写真

襟と袖ぐりを拾って、細編みで縁を編んでいきます。
拾うべき目は編み図に細かく書かれてあるので、迷わずに編んでいけるかと思います。

ここまで終わると完成です!
合格しますようにと祈りを込めて、添削を受けましょう!

添削合格後

ベスト返却時の写真

添削が戻ってきて、無事合格することができたら、修了証の申請をします。
申請には3,300円の申請料がかかります。
修了証は受講した方全員申請する必要があるわけではなく、希望者のみとなっています。
かかるお金についてまとめている記事はこちら
私のように、講師科を受講予定の方は、入門科の修了証が必要となるので、申請をしましょう。

手順

①添削課題と一緒に送ってくれる申請書の記入
②郵便局にある払込用紙を使い、申請料の振込
③「申請書」と「払込兼受領証のコピー」を指定の場所へ郵送

まとめ

ベスト(ハンガー)の写真

無事に入門科を修了することができました。
添削のコメントに「バランス良くきれいに編めています。大作お疲れさまでした!」とあり、褒められるとやはりとても嬉しく、モチベーションもあがります。

このまま引き続き、講師科も頑張りたいと思います。
また、経過は共有していきたいと思っておりますので、もしよければ見ていただけると嬉しいです。

もし、「初めてみようかな…」と思われた方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に頑張りましょう♪

添削課題の1回目からの記事は、こちらの『内容』の項目にまとめています。