先日セーターを解いて毛糸に戻したものの、編み地の確認のため、模様編みをしてみたいと思います。
セーターを解いて毛糸玉にできるの?と思われた方は、こちらの記事に詳しくまとめております♪
今回は、初心者の方でも、くさり編みと細編みができればすぐにできる、『よね編み」という簡単でかわいい模様編みです。
編み図
まずは編み図を見てみます。
この編み方は、くさり編みと細編みをひたすら繰り返していくものなので、
編み方
模様を編んでいくかぎ針より、ひとつ大きな号数のかぎ針を使用します。
今回は6号針を使用しました。
編み図では、作り目のくさり編みは20目になっていますが、偶数であれば何目でも大丈夫です。
ここからは、作り目より、ひとつ小さなかぎ針を使用します。
今回は5号針を使用しました。
かぎ針を持ち替えたら、くさり編みを2つ編みます。
(立ち上がりのくさり編みと、1段目一つ目のくさり編みです。)
くさり編みの裏山を3つ飛ばして、4つ目の裏山を拾い、細編みを編みます。
(飛ばす3つのくさり編みは
「1段目1つ目のくさり編み」
「立ち上がりのくさり編み」
「作り目最後のくさり編み」です)
くさり編みばかりでややこしく感じますね。
その後は、くさり編み、裏山をひとつ飛ばして細編み、と繰り返し編んでいきます。
立ち上がりのくさり編みを編んだあと、
くさり編み、細編みと繰り返します。
細編みは、前段のくさり編みをすっぽり拾って編みます。
前段で編んだ細編みの足を目印にすると見つけやすいかもしれません。
最後の細編みは、くさりをすっぽり拾っても良いのですが、立ち上がりのくさり編みを拾うと、仕上がりがまっすぐになり、綺麗です。
立ち上がりのくさり編みは、とても見つけにくいので、慣れるまでは、くさり編みを編んだ時に、マーカーで印をつけておくと便利です。
ずっと編んでいると、マーカーがなくても何だか目が慣れて、分かるようになってきます。
2段目以降はずっと繰り返しなので、好きな大きさになるまでどんどん編みましょう。
今回は17段編みました。
最後は鎖を一つ編んで、糸を引き抜いて、目立たないように糸をくぐらせて終わります。
編み始めの糸も、目立たないように編み地にくぐらせて、始末します。
これで出来上がりです
まとめ
細編みとくさり編みで作るシンプルな模様編みですが、細編みの足が小さなハートのようでとても可愛く、そして少し柔らかい仕上がりになるので、簡単でかわいいお得な模様だと思います。
今回は、以前セーターを解いて作った、再利用の毛糸を使用しました。
お湯につけて水通しをしても、縮れが残っていたので、仕上がりがどうなるか少し心配していましたが、何も違和感なく綺麗に編み上がったので、毛糸再利用計画①は大成功です♪
今後も、いろいろなセーターを解いて、試していく予定ですので、その時はまた記録して共有していきたいと思います。