【かぎ針編み】Kindleカバーの編み方(無料編み図あり)

先日のアマゾンセールで、念願のKindlePaperwhiteをゲット致しました。

unlimitedが3ヶ月分ついていたので、読書量もぐんと増えて、Kindleライフを満喫しているのですが…
カバーなどなく、リュックに入れる時など傷がつかないか気になるようになってきました。

ということで。

Kindle専用のカバーを編んでみました!

ではさっそく、ご紹介していきますね。

使う基本の編み方

今回使う編み方

『くさり編み』『長編み』『表引き上げ編み』『中長編み5目の変わり玉編み』

はま
はま

中長編み5目の変わり玉編み???どうやって編むんだ?
と思ったあなた。

YouTube等で基本の編み方を調べると、すごく分かりやすく説明してくれている方がたくさんいるので、とりあえずこの4つの編み方を覚えてしまいましょう!

使う道具

今回使う道具です
これらは嬉しいことに、全て100円均一で揃います。
秋頃から色んな毛糸が出てくるので、気に入った毛糸は売り切れる前に手に入れてしまいましょう!

使った道具と材料

・かぎ針(7号、8号)

・段数マーカー
 手元にない方はクリップや安全ピンでもOK

・毛糸 約1玉
 DAISOさんの メランジ(アイボリー)

・とじ針、ハサミ

底を編む

Kindleカバー 底の編み図

8号針を使用して、くさり編みを14目編みます。

1目目と14目目には次の段で細編みを3目編み入れるので、分かりにくくなりそうな場合は、この時に、少しジャマに感じるかもしれませんが、マーカーをつけておくと迷わずに編めると思います。

作り目のくさり編みの裏山を拾ったところ

7号針に持ち変えて、
くさり編み1目で立ち上がります。

作り目で編んだくさり編みの裏山を拾って、細編みを端まで14目編む。

細編みを14目編んだところ

細編みを14目編んで、端まで来たら、同じ目にさらに細編みを2目編み入れる。
(同じ目に3目細編みを編んだことになります。)

作り目で編んだくさり編みの裏山の逆側2本を拾ったところ

続けて先ほど裏山を拾った逆側の2本を拾いながら、さらに細編みを13目編む。

最後の目には、さらに細編みをあと1目編み入れる。
(最初に編んだ細編み1目目と同じ目に2目編んでいるので、同じ目に合計3目編んだことになります。)

細編みが全部で30目編めたら、細編みの1目目に引き抜き編みをしてつなげます。

側面を編む

立ち上がりと、長編み29目あんだところ

くさり編み3目で立ち上がります。

底で編んだくさり編み30目全てに、長編みを編んでいきます。
今回は立ち上がりも長編み1目として数えるので、長編みを編むのは実質29目になります。

立ち上がりのくさり編みの3目目を拾ったところ

立ち上がりで編んだくさり編みの3目目に引き抜き編みを編んで、つなげます。

どれがくさり編みの3目目だ⁉️
となる場合は、立ち上がりを編んだときにマーカーをつけておくと、迷わずに済みます。
私も以前はよくつけていました。

迷う時はマーカーです!

ここで、実際にKindleをあててみて、サイズを確認します。

思った以上にピッタリです♪

ちなみについているマーカーは、17目目と30目目につけています。
ちょうど側面になる部分なので、目印としてつけています。

表引き上げ編みを編もうと、1段目の長編みの足を拾ったところ。

編み図を見ながら進めましょう。

まずは、くさり編み3目で立ち上がります。
次とその次の長編みの頭を拾って、長編みを2目編みます。

次は、1段目の長編みの頭ではなく、足を拾って、長編みの表引き上げ編みを2目編みます。

長編みと長編みの間を拾ったところ

1段目の長編みの頭を拾って長編みを2目編みます。

次はくさり編みを1目編んで、中長編み5目の変わり玉編みを編みます。
拾うのは、頭でも足でもなく、長編みと長編みの間を拾います。

難しそうな名前ですが、やってみると意外と簡単にできるので、ぜひ編んでみてください。

中長編みを編む1歩手前
このまま、もう一度中長編みを編む1歩手前までを、あと4回します。
全部で5回、中長編みを編む1歩手前までをやりました。
きゅうくつそうです…
早く引き抜いて編んでしまいたいですね。
ここで一気に引き抜いてしまいます!
と言いたいところですが、1本だけ残して引き抜きます。
そして、改めてこの2本を引き抜いて、キュッと引き締めます。
中長編み5目の変わり玉編みと、その後の長編みを2目あんだところ。

中長編み5目の変わり玉編みが編めたら、すぐ横の頭は飛ばして、次の頭から長編みを2目編みます。

そして、長編みの表引き上げ編みを2目編みます。
続けて、頭を拾って長編みを3目編みます。

ここまでが表面になります。(表も裏も同じ模様なので、裏面と思っていただいても問題ないです)

しつこく、サイズを確認。
やはり、ピッタリです♪

続けて、側面になる長編みを1目、裏面になる長編みを3目・・・
と、編み図を見ながら編んでいきます。

1段目を編み終わったら、立ち上がりで編んだくさり編みの3目目に引き抜き編みをしてつなげます。

中長編み5目の変わり玉編みの右側のくさり編みを拾ったところ。

次は先ほどの段より簡単です

くさり編み3目で立ち上がります。
その後は、基本は全て長編みを編みます。
が、
先ほど表引き上げ編みを編んだところには、表引き上げ編みを編みます。

中長編みの変わり玉編みを編んだところには、両脇で編んだくさり編みを拾って長編みを編みます。

Kindleを入れてみて、サイズを確認しているところ。
ここまで編み進めると、慣れてくるので、マーカーは外してしまってました。

2、3段目(模様編みの1段目と2段目)を繰り返します。

繰り返すと模様が見えてきて、嬉しくなります♪

もう一度Kindleを入れてみます。
あと少しなので、残りは細編みで編んできましょう。

12段目(細編みの1段目)を編んだところ

くさり編み1目で立ち上がります。
この立ち上がりは、細編みの1目として数えないので、同じ目(前の段の立ち上がりのくさり編み3目目のことです)に細編みを編みます。

前の段の長編みの頭を拾って、細編みを残り29目編みます。

細編みを5段編んでいきましょう。

細編みを5段編んだところで終わってもよいのですが、入れ口を縁っぽくしたかったので、引き抜き編みを編みます。

くさり編み1目で立ち上がって、同じ目に引き抜き編みを編みます。
続けて残りの29目も引き抜き編みを編みます。

最初の引き抜き編みに引き抜いて、つなげます。

残った糸を、とじ針で処理して完成です。

まとめ

これで完成です。
約1玉で完成するので、糸を繋ぐ必要もなく、気軽に編むことができるかと思います。

もちろんKindleだけでなく、本でも携帯でもお好きなものを入れていただいて大丈夫です。

もし、変わり玉編みはやっぱり難しいよ!こんな説明じゃ分からないよ!
と思われた方、ごめんなさい、説明上手になるように頑張ります!

でも大丈夫。途中のくさり編みも玉編みもやめてしまって、そこは長編み2目に変更してしまいましょう!表引き上げ編みの2本ラインの模様だけあっても、とても可愛いと思います。

編み図通りでなくてもいいので、ぜひ作ってみてくださいね。