コクヨの麻紐をかぎ針で編んで楽しんでいます
特に、すぐに編める小さなプラントカバーがお気に入りです
麻紐は硬く、摩擦も大きいので、毛糸に比べて手の負担が大きいですが、毛糸の編み方と少しだけ変えて、いくらか楽に編めるカバーを紹介致します。
編み物代行や、作ったものの販売、セーター解きなどをしています。
かぎ針編み講師認定講座受講中
編み方
コクヨの麻紐
かぎ針の号数…8号
段数マーカー、とじ針、はさみ
輪の作り目(1回巻き)
細編み(増目、減目
細編みのすじ編み
・輪の作り目は1回巻き
摩擦が強いので、1回巻きでも大丈夫。
・立ち上がりは最初だけ。あとは立ち上がりなしでグルグル編む
立ち上がりのくさり編みを編まないことで、スッキリ楽に編めます。
段数 | 目数 | 増減 | 編み方 |
1 | 6 | – | (1) |
2 | 12 | +6 | (V) |
3 | 18 | +6 | (1V) |
4 | 24 | +6 | (1V1) |
5〜9 | 24 | – | (1) |
10 | 24 | – | 細編みのすじ編み |
11 | 20 | -4 | (2減2) |
(V)…細編み2目の増し目
(減)…減らし目
輪の作り目をします
よく指に2回巻いて作る方法を使いますが、麻紐は摩擦が強く大変なので、1回巻いた状態で編みます。
作り方は、くさり編みの作り目を大きめに作り、その輪の中に細編みを編んでいきます。
作り目で作った輪の中に
立ち上がりのくさり1目
細編み6目
を編み入れます。
分かりやすいように、1目目の細編みに段数マーカーを付けておきます。
前段の細編みに
細編み2目の増し目
を編み、これを6回繰り返します。
立ち上がりなしで編んでいくと、どこがスタートか分かりづらくなるので、毎回1目目に段数マーカーをつけます。
前段の細編みに
細編み1目
細編み2目の増し目
を編み、これを6回繰り返します。
前段の細編みに
細編み1目
細編み2目の増し目
細編み1目
と編み入れ、これを6回繰り返します。
4段目を編み終えると、若干カーブしてくると思います。
増減なしで細編みをグルグル編んでいきます。
立ち上がりが無いため、いよいよスタートが分かりにくくなるので、1目目の段数マーカーを忘れないようにします。
ガイドの役目の人差し指が痛くなる時は、手袋などでカバーしましょう。
前段の細編みの向こう側1本を拾って、細編みを増減なしで編みます。
横に1本ライン模様が入ります。
前段の細編みに
細編み1目を2回
細編み2目の減らし目1目
細編み1目を2回
と編み入れ、これを4回繰り返します。
糸を10cm程残してカットして、糸を引き抜きます。
とじ針をつけ、前段の2目目の細編みの頭2本をすくい、最後の細編みの頭に針をもどします。
くさり1目の大きさになるように引き締めて、自然につなぎ、目立たないように内側で糸始末をします。
小さなプランターや瓶、エアプランツを中に入れても良いですし、多肉植物など水やりが頻回に必要でないものは、そのまま土を入れてしまっても良いと思います(水をあげる時は濡れてもいいところであげるなど工夫が必要になりますが…)
以上、ぜひ作ってみていただけると嬉しいです。