かぎ針編みの知識をきちんと身につけたい。
技術の可視化のために資格がほしい。
そう思い立ち、かぎ針編み講師認定講座を受講しています。
無事入門科を修了し、講師科を受講し始めました。
受講を迷っている方の参考になれば幸いです。
かぎ針編みの資格?認定講座?なんじゃそりゃ?お金どのくらいかかるの?
という方は、概要や入門科の内容についてこちらにまとめていますので、よければご覧ください。
テキスト、DVDについて
まずは、入門科の時と同様、入っているテキスト類やDVDを確認して、何から始めてどのように進めていくのか、イメージを膨らませます。
触ったことのない、デザインノートや製図定規など、ちんぷんかんぷんすぎて、不安が募ります…
<学習ガイドブック>
数ページのガイドブックです。
私はバインダーに綴じてしまったので、画像には写っていません。
添削課題はどの順番で提出するのか、提出はどのようにするのか、テキストのどこをみたら良いのか、など、この講座をどのような順番で進めていけば良いのか、これをきちんと読むときちんと把握できます。
<DVD>
テキストを始める前に、まずは分からないままDVDを見てみました。
自分のサイズの測り方や、測ったサイズから製図をする時の定規の使い方など、これから行うことを細かく説明してくれていて、分からないなりにもなんだか出来そうな気がして安心しました。
<講師科テキスト・サブテキスト>
このテキストの通りに進めていけば、問題なく進めることができます。
テキストを見ていて、細かい疑問が出てくることもあるのですが、そこはサブテキストやDVDを見ると解決でき、慣れない作業ながらもスムーズに進めることが出来たと思います。
<かぎ針編み実物大模様集>
2回目の提出課題で、実際にプルオーバーを編む予定になっているのですが、その模様をこの本に載っている複数のパターンの中から選択します。
サブテキストに、初心者向けのおすすめの模様をいくつか紹介してくれているので、その中から好きな模様を選ぶと良いようです。
もちろん、複雑な模様を選んでも大丈夫。
この本には、たくさんの実物大の模様が載っており、今後何か編む際にとても参考になると思います。
<デザインノート、製図用紙>
<縮尺メジャー、デザイン製図定規>
実際に製図をするときに使用します。
使い方は、テキストやDVDで確認します。
不明な点があったら、メールやFAXで質問も可能です。
講師科添削課題(1回目)について
講師科の1回目は、入門科とは打って変わって『製図』です。
自分のサイズを細かく測り、ボディ原型を作成し、その原型を元に、自分だけのプルオーバーの製図を作成します。(2回目の課題では、その製図を元に実際にプルーバーを編んだものを提出予定です。)
提出と返却
「添削課題4点」「600円分の切手」「添削ノート」を角形2号封筒に入れ、郵便局のクリックポストというサービスを利用してポストに投函しました。
クリックポストの送料は全国一律185円です。
【提出日】2022年8月6日
【返却日】2022年9月10日
プルオーバーの製図で若干修正が入ったものの、無事合格できました。
寸法表
寸法表に従い、自分の寸法を測ります。
測定する用のメジャーは同梱物の中に入っていないので、自分で用意する必要があります。
自分で測るのが難しい箇所は、正しく測定できるよう他の人に測定してもらいましょうと、テキストにも書いてあったので、私は今回息子に依頼をしました。
測り方はDVDで丁寧に説明してくれているので、迷いなく測ることができると思います。
ボディ原型
自分のサイズで作成する前に、婦人標準寸法を元に、デザインノートに作成します。
テキストに進め方が、細かく載っているので、同じように真似して書いていきます。
それが書けたら、次は自分の寸法で、再度デザインノートに書いていきます。
一度、書いているので、そのサイズ違いということであまり迷わずに書くことができました。
デザインノートに書けたら、次は、提出用の1/4製図用紙に清書します。
デザインノートに書いたものを見ながら、きれいに書いていきます。
プルオーバー製図
自分のサイズで作ったボディ原型を元に、プルオーバーの製図を作成していきます。
ボディ原型と同じく、まずはデザインノートに書いていきます。
テキストやDVDで詳しく説明があり、バストやヒップと、ウェストの差が大きい場合の調整の仕方などもサブテキストで説明してくれているので、あまり迷うことなく進めることができると思います。
私が作成したものは、若干ずれていたため、講師の方が赤ペンで丁寧に修正してくださっていました。
コメントに「まずはこれで着心地を確かめてみましょうね」とあり、自分だけのセーターが作れるようになるんだと、とても嬉しく感じました。
ゲージ
製図を元に、実際に編むプルオーバーの模様を「実物大模様集」から選びます。
サブテキストで、次の学習に適した、おすすめの模様を数種類選んでくれているので、その中から好きな模様を選びました。
その模様で15cm四方の編み地を編みます。
ゲージが編めたら、テキストにある縁編みを編み付けて完成です。
テキストにある縁編みの編み図は、襟や裾など輪になっているところに編みつけるもので、同方向に編むようになっているのですが、ゲージに編みつける際は、往復編みで編まなくてはいけないので、それを考えるのがとても難しく感じました。
分からない場合は、遠慮なく先生に質問しましょう!
まとめ
見たことのない形の定規を見たときは、本当にできるのか…と不安も感じましたが、テキストに沿って進めると、あまり無理なく作成することができました。
次は、スクーリング受講です。
今回作成したプルオーバーの製図を元に、編み方図の書き方など実際に先生のもとで教えていただきます。
これから、自分にぴったりなサイズの服を編めるようになっていくのかと思うと、とてもわくわくします。
もし、「始めてみようかな…」と思われた方は、一緒にがんばりましょう♪
添削課題の1回目からの記事は、こちらの『内容』の項目にまとめています。
コメント