私が初めてカフェで商品として出したケーキで、福岡の老舗カフェのオーナーの方からいただいたレシピをアレンジしたものです。
超初心者だった頃の私でも失敗なく作れて、お店では、人気商品になるほど美味しく作れていたので、初めてのケーキ作りにとってもおすすめです。
作り方は混ぜるだけ!と、簡単なのですが、より理解できるように、私が初めの頃疑問に思ったことなど、工程一つずつに解説を入れていきたいと思います。
面倒くさがり・料理嫌い・お菓子を焼いたらすぐ焦がすような、超不器用初心者。
→独学で勉強→福岡のカフェで約2年間お店の焼き菓子を担当。
分量(18cm型)
クリームチーズ・・200g
砂糖・・・・・・・80g
卵・・・・・・・・2個
薄力粉・・・・・・25g
生クリーム・・・・200ml
レモン汁・・・・・大2
溶かしバター・・・20g
使う道具
ケーキの型(18cm)
クッキングシート
ボウル
泡立て器

ケーキの型がなくても大丈夫
紙コップ、耐熱の器(マグカップやココットなどなど)、牛乳パックなんかでも代用できます。
ぜひ「ケーキの型 代用」などで検索してみてください。
下準備
まずは下準備を4つがんばりましょう。
私は昔、下準備なんていらない、作りながらでいいじゃないかと思っていたのですが、何度も作るうちに、下準備をサボらずに頑張れば、あとがすごく楽だということに気づくことができました。
ちょっと面倒だけど、ぜひこの下準備はしておくことをおすすめします。
①ケーキ型の底面と側面にクッキングシートを敷く
焼いた後にケーキが綺麗に取り出せるよう、クッキングシートを型の内側につけましょう。
(画像つきで詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください)※現在準備中
型にバターやマーガリンを少し塗っておくと、クッキングシートがちゃんとくっついてくれるので、生地を流し込むときにうまくいきます。
底面に敷くシート→綺麗な丸に切らなくても大丈夫。大体丸くなっていれば隙間があっても美味しく焼けます。
側面につけるシート→高さが揃ってなくても大丈夫。型より少し高ければ問題ないです。
②クリームチーズを常温にしておく
待つのが嫌いな私は、これがいちばん苦痛でした。冷たいまま無理やり潰して混ぜたりしていたのですが、泡立て器もよがんでしまうし、クリーム状になるまで混ぜ続けるなんてどれだけ時間がかかるんだろうと途方に暮れることもよくありました。
でも常温になっていればとても簡単に混ぜる事ができます。ぜひ自分に合う方法で常温にしましょう。
・冷蔵庫から出して常温になるまで待つ
・電子レンジの解凍機能で様子を見ながら少しずつ温める
・温度調整のできるレンジで30度くらいに設定して温める

目安は、指で押してぶにっと潰れるくらいです。
③材料を全て測っておく
最初に測っておけば、あとはどんどん混ぜるだけです!
④オーブンを180度に予熱する
せっかく生地ができても、オーブンが冷たいままだと上手に焼くことができません。
予熱は忘れずにしておきましょう。
作り方

クリームチーズを入れる
ボウルを一つ用意して、ここに材料を一つずつ入れて混ぜていきます。
泡立て器でチーズのかたまりがなくなって滑らかになるまで静かに混ぜます
砂糖を入れる
砂糖のかたまりがなくなるまで混ぜます
砂糖はグラニュー糖じゃなくても、上白糖でもきび砂糖でも三温糖でも大丈夫。美味しくなります。
卵を入れる
なめらかになるまで混ぜます。
あわだてなくて良いので、ひたすら静かに混ぜます。
薄力粉を入れる
ふるって入れた方がダマになりにくいので、ふるって入れます。
粉ふるいがない場合はザルとか、味噌こしとか、茶こしとか、色々代用できます。
何にもなければ思い切ってそのまま入れてしまいましょう。少量だし、案外大丈夫です。
生クリームを入れる
だんだん水分が増えて混ぜやすくなるけど、あわだてなくて良いので、やはり静かに混ぜます。
生クリームよりも安くて同じ売り場にある植物性のクリームでも美味しく作れます。
レモン汁を入れる
レモンの酸と反応して、生地が少し重たくなりますが、頑張って静かに混ぜます。
すだちやゆずでも美味しくできます。
溶かしバターを入れる
カフェ時代、実はこの工程をよく忘れていました。
でも問題なしです。むしろあっさりしていて、レモンの酸味をより感じることができるような気がして、入れない方が好みというお客様もたくさんいらっしゃいました。
焼く
全て混ぜ終えたら、準備していた型に流し入れます。
ゴムベラをお持ちの方は、ボウルに残った生地を残さずきれいに入れることができます。
予熱完了したオーブンに入れて40分焼きます。
オーブンの機種によって温度の強弱があるので、初めて焼くときは焦げてないか時々見てみましょう。
焦げてきたときは、アルミホイルを上に被せて焦げないようにして、引き続き焼きます。
逆に全然焦げ目がつかない時は10分追加して焼いてみます。
焼き時間が終わったら、竹串を真ん中あたりに差し込んでみましょう。
ドロっとした生地が竹串にくっついてきたら、もう少し焼いてみます。
もう10分焼いてみて、また竹串をさしてみて、ドロっとしてなかったら完成です。
もしまだドロっとしていたら、5分ずつ追加で焼いてみましょう。
出来上がったら・・・
完成したらオーブンから出して、しばらく放置して冷まします。
素手で触れるくらいになったら型から外します。
クッキングシートもはがして、ラップで包んで冷蔵庫で冷やしましょう。
焼き立ても美味しいですが、暖かいままだと味がぼんやりしているので、冷やした方が断然美味しいと思います。
冷えたらカットしていきましょう。
熱湯をかけて温めた包丁を使うと、きれいに切れます。
面倒だけど、1回切るごとに包丁をキッチンペーパーで拭いて、温め直して切ると全てきれいに切れます。売り物みたいになるので、おすすめです。
あとはお好みで、生クリームやフルーツやコーヒーを用意して食べましょう!
いかがでしょうか、長々と書きましたが、準備さえできれば簡単に失敗なく作れると思います。
冷凍保存もできるので、自分へのご褒美おやつにもおすすめです。
ぜひ作ってもらえると嬉しいです。